【パーソナルトレーナーが教える】ジャスミンライスはダイエットに効果的？糖質は低い？

これは実際にセッション中にお客様からあった質問です。

Aさんは最近、モデルやボディコンテスト競技の方が減量中に召し上がられているのをよく見かけて気になったようです。

今回はジャスミンライスの特徴と、なぜ巷でダイエットに良しとされているのかを解説します。

ジャスミンライスとは？

ジャスミンライスとはほのかな甘い香りに特徴がある、細長い形状をしたタイ米の一種です。

タイ米同様にパラパラした食感が特徴です。

タイ米との違いは？

一般的な家庭用スーパーではまだ取り扱っていないところも多いです。

カルディや成城石井などの海外の商品を豊富に扱っているお店や、Amazon、楽天などの大手通販サイトにて購入することが可能です。

ジャスミンライスの糖質量・カロリーは？

気になるジャスミンライスのやカロリーや栄養成分です。

わかりやすく私たち日本人が食べ慣れている白米と比較してみましょう。

ジャスミンライス

カロリー	252kcal
タンパク質	3.8g
脂質	0.5g
炭水化物	55.7g
：糖質	55.2g
：食物繊維	0.5g

白米

カロリー	234kcal
タンパク質	3.8g
脂質	0.5g
炭水化物	55.7g
：糖質	53.4g
：食物繊維	2.3g

両者を比較したところ、なんとジャスミンライスの方がカロリー・糖質量ともに白米よりも高いという意外な結果となってしまいました。

一見、これだけ見ると白米の方が良いのではないかという気さえしてきますよね。

ジャスミンライスがダイエットに効果的と言われている理由

それではなぜジャスミンライスがダイエットに良いと注目されているのでしょうか？

GI値が低い

カロリーと糖質量はジャスミンライスの方が高い結果となりました。

しかしその一方で、GI値（グリセミック指数）は白米が８８なのに対し、ジャスミン米およびタイ米は約５０と圧倒的に低いです。

私たちの身体は糖質を摂取すると、血糖値を正常に下げるためにとインスリンというホルモンが分泌されます。

インスリンは体脂肪を合成する作用もあるので、ダイエット中は特に緩やかに血糖値を上昇させる食品が良いとされているわけです。

つまりジャスミンライスが低GIな炭水化物であるということが、ダイエットに良いとされている一番大きな理由だと言えるでしょう。

ジャスミンライスの他に低GIな炭水化物

ジャスミンライスの他にも低GIな炭水化物は多く存在します。 ここではその中でも代表的な３つを紹介します。

この中でもオートミールと全粒粉パンは特に食物繊維が多く含まれています。

ダイエット中は食事量の減少からくる水分不足や、タンパク質の摂取量が増えることで便秘に悩まされる方が非常に多いです。

腸内環境を良好に保つためには男性で1日２０g、女性で１８g以上の食物繊維を摂取することが推奨されています。

そのために野菜やキノコ類を多くとり入れるのも有効ですが、主食からも摂取できていればなお心強いですよね。

ジャスミンライスの上手な活用の仕方

ジャスミンライスは低GIな炭水化物なのでダイエット中の主食にふさわしいと言えるでしょう。

また、白米や玄米など他の穀類には無い香りや風味が楽しめるのもメリットです。

１つのレパートリーとしてジャスミンライスを取り入れることで味付けや食材が制限されている中でも楽しみながらダイエットができるのかなと感じます。

注意点としては低GIだからといって普段の主食より量を食べすぎては意味がありません。

ましてやジャスミンライスは白米よりもカロリーが高いので尚更ですね。

これは全ての低GI値の食品に共通することですが、食べている食材のクオリティに関わらず消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなると痩せることは不可能なので注意しましょう。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

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