寝る前の筋トレは痩せる?それとも逆効果?【トレーナーが解説】
こんにちは!
埼玉県草加市のパーソナルトレーニングジムTAILOR代表の翁長良幸です。
私自身も年間1200本以上のトレーニングを指導している現役のパーソナルトレーナーです。
寝る前の筋トレはあんまり良くないって聞いたけど実際どうなの?
筋トレをするのにベストな時間帯は?
皆様はこのような疑問を持ったことはありませんか?
今回はこんな疑問に答えていきます!
結論、寝る直前の筋トレはおすすめしません。
特にダイエットと並行して筋トレを頑張っている方はやめた方が良いです。
なぜなら、睡眠の質を大きく下げてしまうからです。
本記事ではその理由だけでなく、逆に寝る前にした方が良いことや筋トレをするのに適した時間帯についても詳しく解説しておりますので是非最後までお読み下さい。
寝る前の筋トレが良くない理由
寝る前の筋トレは寝つきが悪くなったり、睡眠の質が低下する原因になります。
それがダイエットや身体づくりにおいては非常に悪影響になるわけです。
睡眠の質が下がる
筋トレなどの激しい運動をすると交感神経が優位になります。
交感神経とは
自律神経の中で興奮の刺激を様々な器官に繋げる神経。
スイッチのON・OFFで例えるとONの状態です。
交感神経が優位になると?
・血圧の上昇
・心拍数アップ
・瞳孔が開く など
寝る前に交感神経が優位になると寝つきが悪くなったり、睡眠の質が下がります。
睡眠時間が不足したり、質が下がる、ダイエットにも筋肉をつけるのも凄く悪影響なんです。
睡眠不足だと痩せにくくなる
睡眠不足になるとグレリンというホルモンが体内に分泌されます。
グレリンは体脂肪合成促進、食欲増進というダイエット中の敵とも言えるようなホルモンです。
また海外での30万人以上を対象にした研究では,睡眠時間が7時間以下になると肥満になるリスクが41%も上昇するということがわかっています。
睡眠不足だと痩せない理由について詳しく知りたい方はこちらもお読み下さい。
寝る前は筋トレではなくストレッチをしましょう
寝る前には、筋トレのような激しい運動ではなくストレッチがお勧めです!
ストレッチを行うメリットは以下の通りです。
・副交感神経が優位になる(スイッチOFF)
・血流促進→疲労回復
・代謝促進
筋トレは身体のスイッチをONにするはたらきを持つ一方で、ストレッチは身体のスイッチをOFFにしてくれます。
副交感神経が優位になり、睡眠の質が上がるだけではなく疲労回復も促進され体調も良くなります。
寝る前におすすめのストレッチ
ここでは現役のパーソナルトレーナーである私が、どんなに忙しくても最低この2つは行っているよというおすすめのストレッチを紹介します。
所要時間は、5分程度です。
腸腰筋&体側ストレッチ
①右膝をつき前に体重をかける
(腰は反らない)
②右手を挙げて身体を左側に倒す
③呼吸を止めずに左も同じように行う。
お尻のストレッチ
①写真上のように、右足を曲げてすねを床につける
②骨盤を意識しながら前に向かって体重をかけて身体を倒す
③右のお尻の筋肉が伸びた状態でキープ。
(呼吸を止めずに左も同じように行う)
この2つは、股関節の動きに関わる筋肉を伸ばすストレッチです。
私はこの2つを行うだけで睡眠の質が上がるだけでなく、寝起きの腰の調子が良くなる実感があります。
是非やってみて下さい!
筋トレにベストな時間帯は午後〜夕方!
結局筋トレするには何時がベスト?早朝とか?
筋トレをするのに最も適したタイミングは、午後〜夕方の間です。
もちろん、運動を何もやらないよりはやった方が良いというのは間違いないですが、午後から夕方の時間が1番筋トレの恩恵を受けやすいと言われています。
午後〜夕方に筋トレをしたほうが良い理由
その理由は以下の通りです。
・午前中よりも午後〜夕方の体温が高い
・交感神経が働いていて筋肉に刺激が入りやすい
・早朝は空腹状態なので筋肉が分解しやすいので、最低でも1回は食事をとっている午後から夕方がお勧め
(食後2〜3時間後のトレーニングが望ましい)
体温が高く、事前に食事をしっかりとっている状態が筋トレのパフォーマンスが上がり効果が出やすいと言うことですね。
まとめ
本記事の内容をまとめます。
・寝る前の筋トレは睡眠の質が下がるのでNG
・睡眠の質が下がると痩せづらくなってしまう
・逆に寝る前はストレッチをすると睡眠の質が上がる
・筋トレをするお勧めの時間帯は午後〜夕方にかけて
最後までお読みいただきありがとうございました。
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